島袋太佑(北山高校)が10000mで沖縄県高校新記録を更新!与那覇大二郎の記録を塗り替える

  沖縄県北山高校の島袋太祐選手が12月3日に行われた第261回日本体育大学長距離競技会の10000mで沖縄県高校新記録を更新しました!
日体大記録会の男子10000m 6組で島袋太祐選手は走り、組内でトップの30’05″62で沖縄県高校記録を塗り替えました。

 今回、沖縄県高校新記録を更新した島袋太祐選手は、石垣島の大浜中学校出身で中学時代には中学全国駅伝大会にもエースとして出場していました。中学時代には野球部でしたが、才能を開花させて沖縄県内で強豪の北山高校へ進学しました。10月に行われた日体大記録会では、5000mで14分31秒と新垣魁都選手の持つ沖縄県高校記録に僅か1秒足りませんでしたが、好記録をマークし、今後の活躍もかなり期待できます。
 今回の日体大記録会10000mで、沖縄県の高校生では初めての30分切りまであと僅かに届きませんでしたが、沖縄県の長距離がレベルアップしているのが感じられます。



前記録保持者、与那覇大二郎選手とは

 今まで沖縄県の10000mで高校記録を持っていたのは、当時沖縄工業高校の与那覇大二郎選手が平成26年12月12日に行われた日体大記録会で30’12″15を記録していました。与那覇大二郎選手は、全国男子駅伝にも複数回出場し、亜細亜大学時代には箱根駅伝を走るなど沖縄県を代表する競技ランナーとなりました。今回は、この与那覇大二郎選手が立てた記録を約12年振りに塗りかえることとなりました。



島袋太佑選手、全国高校駅伝にも出場

 また、島袋太祐選手は2017年12月24日に行われる全国高校駅伝にも北山高校が出場するため、エース区間の1区(10km)を走ることが予想されます。
沖縄県予選では、10kmを32分44秒で区間5位と本来の力を出せなかったのか不安も残りますが、年末に向けて修正して、全国のトップクラスの高校生が集まる中、どのような走りを見せてくれるのか、とても楽しみとなっています。